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犯罪行為？ #2
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｢ぼう…ｸﾞｽｯ…らいじょうぶれす…ｽﾞｽﾞｯ…｣
｢ほら！ティッシュ！
あと、このタオルで頬冷やしな｣
ひとしきり泣いて、落ち着いてきた私に、千夏がポケットティッシュと、冷たい濡れタオルを差し出した。
私はそれらを受け取り、ﾁｰﾝと鼻をかみ、左頬を冷やす。
子供みたいに泣いちゃって、ちょっと恥ずかしい…
｢さてと…
コイツらをどうするかな？｣
藤沢さんが、私を襲ってきた三人組を見下ろして言った。
三人組は頭を垂れて、教壇に座らせられている。
肘鉄と左頬を殴られた金髪男の顔は、見るに堪えない形相だ。
黒髪男も鼻ピー男も、顔に傷はないけど、身体を押さえて、痛みに耐えている。
三人共、将さんの余りの強さに抵抗する気も起きないようだ。
皆、将さんにコテンパンにやられちゃって…悲惨
｢文香を襲うように、誰かに頼まれたんだよね？
ここの校舎が閉鎖中っていうのも、そいつから聞いたの？｣
｢そうだよ…｣
｢ふーん。動画を撮るように指示したのもそいつ？｣
｢ああ…｣
将さんの質問に、ふて腐れながら、黒髪男が応える。
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