振替休日のお使い #2

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「そうだよ。ほら、ふー! フロアに戻って、仕事仕事!」 「え?え?ちょッ!待ッ!」 横山君は、グイグイと私の背中を押して、フロアに戻ろうとする。 いやいやいや! 突然、勝手にニックネームで呼び捨てされても困るし! 「ちょッ!困るから!勝手に…」 「はいはい!仕事仕事!」 結局、私は、横山君にまともな反論をすることが出来ずに、無理矢理フロアに戻された。 -------- それからというもの、横山君は、皆の前では私に対して敬語を使い、きちんと苗字を呼び、後輩として振る舞っているけど… 二人きりになると、敬語も使わず、『ふー』と呼び捨てし、素を丸だしで接して来る。 つまり、皆の前では完全な猫被り状態だ。 ・
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