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「ごめん。苦しかった?
すっごい夢中になっちゃった。
文香のキスって、甘くてたまんないからさ」
「ーーッ!!」
ペロッと唇の端っこを舐め、目を細めて妖艶に笑う将さん。
わーわーわー!
どうして男のくせに、そんなに色っぽいのよー!
なまめかしい仕草にドキドキして、顔が赤くなる。
甘いのは、貴方のただ漏れのフェロモンだと思います…
私はプロポーズからキスまで、激甘甘に浸り過ぎて、クラクラ目眩を起こしそう。
そんな時
「あッ!そーいえば、忘れてた!」
突然、将さんが私を抱きしめていた手を離し、姿勢を正す。
???
何をするの?
よく解らないけれど、私もつられて、背筋を伸ばす。
どうしたの、かな?
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