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「クックックッ…何で、そんな突然、身体が強張るの?」
「だ、だって、突然、結婚のこと言うから!」
私は顔を真っ赤にさせて、反論した。
「え~?今から結婚話をするために出掛けるのに、大丈夫?」
「大丈夫です…てかッ!そう!
あたし、行かなきゃ!!」
将さんに指摘されて、肝心なことを思い出し、彼の腕の中でオタオタする。
「落ち着いて、俺のこと、アピールしてきてね!
結婚相手に申し分ないって」
私の腰を抱いたまま、ニッコリ笑顔で私にアピール。
うぅ…相変わらず、悩殺キラキライケメンスマイルでございます…
申し分ないですね…はい。
私は、悩殺キラキライケメンスマイルに胸キュンしながら、将さんの言葉に頷いた。
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