お仕置き #2

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高峰先生に追い返された横山君は、ひょっとしたら、ある意味、命拾いしたのかも? 次はまた牛乳を差し出され、私は冷や汗をかきつつも、将さんに目配せされ、素直に牛乳を飲む。 「俺もさ、自分の独占欲の強さを自覚してるんだ、これでも。 だから、日頃は頑張って抑えているんだよ?」 え? 人目憚らず、所構わずに抱き着いてくるのに? あれで抑えてるのか…ハハハ… 過剰な愛情表現を受けていると思っている身としては、思いの外、衝撃的な話。 私が目を見開いて驚いていると、ふっと力が抜けたように将さんは笑った。そして、 「う~ん…これはあくまでも俺の問題なんだけど…」 と、ちょっと言いにくそうに、上目遣いで、私の様子を伺う。 ・
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