お仕置き #2

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「私の世話をすべてって…?」 「一日にすること、すべて。 食べさせたり、風呂入れたり」 「ええっ!?何でそんなこと!?」 何が楽しいのか全くわかんない! 「文香は、家事なんでもテキパキこなして、手伝う隙がないし。 一生懸命、俺に尽くしてくれるでしょ? だから、逆に俺が尽くしまくったら、文香の反応はどんなかな~と思って」 「いやいやいや! 私だって、いつも将さんに尽くして貰ってますし! てか、こんな尽くし方、どう考えてもおかしいでしょ!」 私は将さんに手錠の手を突き出す。 「う~ん…日頃、文香を閉じ込めて、ずっと独り占めしたいっていう願望もあるし。 趣味と実益を兼ねるって奴かな?」 「いろいろと…というより、すべて間違ってる気がしますが……ハハハ」 私は顔を引き攣らせながら苦笑い。 ・
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