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「私の世話をすべてって…?」
「一日にすること、すべて。
食べさせたり、風呂入れたり」
「ええっ!?何でそんなこと!?」
何が楽しいのか全くわかんない!
「文香は、家事なんでもテキパキこなして、手伝う隙がないし。
一生懸命、俺に尽くしてくれるでしょ?
だから、逆に俺が尽くしまくったら、文香の反応はどんなかな~と思って」
「いやいやいや!
私だって、いつも将さんに尽くして貰ってますし!
てか、こんな尽くし方、どう考えてもおかしいでしょ!」
私は将さんに手錠の手を突き出す。
「う~ん…日頃、文香を閉じ込めて、ずっと独り占めしたいっていう願望もあるし。
趣味と実益を兼ねるって奴かな?」
「いろいろと…というより、すべて間違ってる気がしますが……ハハハ」
私は顔を引き攣らせながら苦笑い。
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