お仕置き #2

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「まあまあ、固いことは言わずに。はい。あーん」 私の主張は流して、二口目か! 私はジーッとスプーン越しに将さんを見つめる。 なんか…本当に楽しそう… まあ…私が脅されたとはいえ、別れ話なんかしたしなぁ… お仕置き…仕方ないかぁ… ふて腐れたままだけど、結局、お仕置きを受け入れる覚悟を決めて、二口目のスープを口に含む。 「パンも…食べたいです…」 「フフッ…仰せのままに」 バタートーストを一口分ちぎって、私の口へと運ぶ将さん。 まるで、献身的な執事みたい。 ま、執事でも、ここまでしないと思うけど… もぐもぐと口を動かしている間も、将さんは片時も目を離さない。 「あの…そんなに見られると…食べにくいんですけど…」 「ああ。ごめんごめん。つい」 謝りながら、将さんはフフッとほくそ笑む。 ・
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