652人が本棚に入れています
本棚に追加
「あ~!ホント文香って、俺のツボだなぁ」
パンをまたちぎりつつ、しみじみと話し出す。
「もう、いくら見てても飽きないし、何しても超可愛いし」
「あ、あの…」
「俺、どんだけ、文香のこと好きなんだろうね」
「ちょ…ちょっと…」
「本当に、好きで好きで堪んないんだよねぇ」
「~~~ッ!」
立て続けに激甘な言葉を連ね、将さんは二口目のパンを私の口許に差し出した。
あ、熱い!
お風呂に入ってもないのに、逆上せそうだよ!!
私の頭のてっぺんから、プシューッと湯気が出そうだ。
・
最初のコメントを投稿しよう!