Sunday Morning #2

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Sunday Morning #2

将さんの怒りの矛先が、私へと向かうことがないことは、十分解っている。 だって、私には、世界一……ううん。宇宙一、優しい人だから。 「あたしも皆にお祝いしてもらいたい。 将さんは、あたしの旦那様ですよー!あたしのものですよー!って見せびらかせて、自慢したいの!」 「文香…」 「あと、ね……」 私は背伸びをして、将さんに小さな声で耳打ちする。 ここは致し方なく、伝家の宝刀を抜く。 「マジで!?」 「うん。だから、今日は、皆と一緒に結婚式しましょ?」 「わかった!!」 先ほどとは打って変わって、超ご機嫌になった悪魔のオオカミ。 ・
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