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そして
「ホントは、文香のこーんな可愛い姿を大勢に見せるのは、正直面白くないけど、文香が……ﾌｯﾌｯﾌｯ…」
…その怪しい笑みはやめてください。
せっかくのイケメンが、ただの変態さんのようになってしまいます。
私は、将さんの変わりっぷりに思わず苦笑い。
「と言う訳で、とりあえず、結婚式をしてもいいけど」
と踏ん反り返って、上から目線のオオカミ。
「もう！結婚式を準備して貰えるのに、そんな態度ダメでしょ！
皆さん、どうぞ、よろしくお願いします」
私は、二人分のお願いのお辞儀をする。
「ﾊｱｰ…やっぱり、ふーちゃんはえんじぇる様じゃあ…」
御大が溜息交じりに、うっとり顔を赤らめる。
なんだか、御大まで怪しい人になってきたよ…
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