第一話

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 そんな便利な力があるから、彼女は社長に見初められたのかもしれない。そう納得しかけて、我に返った。一般市民がなぜ、遺体捜査官を希望するのだろうか。少なくとも一般人が、好んで選ぶ業種ではないはずだ。分かりやすいほどに、彼女がわけありであると察した。
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