Esc -another day's-

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なんとゆうか琉華とゆう少女の勢いに流されているような気がする。 そこで大事なことを忘れていたのを思い出した。 「あの・・・」 「ん?」 「お金・・・あんまりないんですけど・・・」 「あ~あたしもあんまりないよ?」 けろっとした態度で琉華は言った。 「お互い苦学生は大変だねぇ」 うんうんと感慨深げに頷く 「しっかぁ~し!私達には最終手段がある!」 「最終手段・・・?」 「ズバリ!ウィンドウショッピング!見てるだけならタダってね♪」 あぁ~と思わず感嘆の声をあげてしまう。何も無理して買わなくていいのだ。 「そうと決まれば早速行こう!」 由衣は手を引かれ繁華街中へと繰り出した。
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