第1話

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知り合えてありがとう‥ 無理ばかり言うアナタが、大好きで嫌いだった 。アナタと初めて知り合ったのは、私の最初の結婚相手であった、当時の夫の友達、まさか…その時は、考えも出来ない事だったが、その当時から、元夫、アナタもハチャメチャな人達で、私は、二人が揃うと、小間使いだったね‥! そんなある日、なんの因果か、一つのボタンは掛け違えてた事に、みんな気付くなんて…ね。(笑) 私の病気が原因なのかしら‥? 治療が長引き、日にちがたつに連れて…、元夫は、私の側から消えて、浮気発覚!それをとがめる資格すら、私にはなかった。元気な人が羨ましかった。死と隣り合わせの…、私にはない健康的な人。 幸せになってね‥! 元夫は、責任感ある人だから言ったの… 病気の治療費、生活費は見るからと、療養所を後にした元夫を、涙こらえて、見送った。 『あー!今日から一人ぽっちだ!』 その日から、誰も面会に来ない日が続いた。 ひと月が過ぎた頃、『死人みたいな顔をしてんなー?よっ、久しぶり。』なんで?なんでアナタが居るのかしら‥?『馬鹿か、ツレと別れても俺とは関係ないし、俺らもツレだし(笑)』 あはっ!ありがとう。久しぶりに笑えた。 見舞いを持って来たぞ!!って、イカ焼き(笑)何故に…、『俺が釣ったイカを、俺が焼いた。さぁ、喰うぞ』って、ここで? めちゃくちゃ美味しいよ~。一杯、食べちゃった(笑)! 部屋に戻り、看護師さんに二人で,叱られたね‥。 でも、アナタに出会って嬉しかった。 ありがとう‥ ありがとう‥ ありがとう‥ その日から、アナタは仕事がオフの時、時間をさいては、私を見舞ってくれた。あの人は、元夫は知ってるのかしら‥?まさか、頼まれてるのかしら‥。それとも…同情?私の頭の中で,何故?何故? アナタは、仕事の愚痴や!綺麗な物を写メに撮り、私を喜ばせてくれる。ある日は、有名店の餃子を持ち込んだりと…、私に光✨をくれる。 生きる光✨を、ありがとう 生きる光✨を、ありがとう
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