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「肉じゃがです。お手軽でおいしんですよ」
「なるほど。そういえばさっきい忘れたが、2階の右側にある部屋は寝床に使ってくれ。そこにある家具は全部自由に使って大丈夫だ」
「なにからなにまでありがとうございます」
「気にするな。そういえば来たとき手ぶらだったが、服もないのか?」
来たときは驚いていたから、そこまで気が回らなかった。
だが、よく考えると何も持ってなかったなあ。
「すいません。ありません」
「じゃあ、明日買いに行こう。わりいな、もっと早く気づいていれば今日買いにいったんだが」
「大丈夫ですよ。私が言わなかったのが悪いんですから、気にしないでください」
文はあわて始めた。
「わりいな。風呂は先に入ってもらってかまわないから」
「ありがとうございます」
「服はパジャマは貸すから、それを着てくれ」
「はい」
そんな会話をし終わり、その後は特に会話もなく夕食を食べ終えた。
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