頼みごとは何としても断らないといけない時がある

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「今日は属性、魔力量をギルドで調べた後、服を買いに行ってもらうが大丈夫か?」 「はい、大丈夫です」 その会話を終えると、間無言になった。 なので、朝食をすぐに食べ終えた。 食器を洗い、ギルドに向かうことにした。 歩いている間も特に会話なく、ギルドにたどり着いた。 「真衣さん属性と魔力量調べたいんだけど、今からでも大丈夫?」 「文ちゃんのね。大丈夫よ、準備してあるから」 「あいかわらず準備がいいですね」 「砦魔くんにはかなわないけどね」 「そんなことないですよ。じゃあ、検査の方は任してもいいですか?」 「ええ、大丈夫よ。沙理はいつもどおりいるから。じゃあ文ちゃんついて来てね」 「はい」 2人は受付の後ろ、昨日は行った扉の横の階段を降りていった。 階段下には属性、魔力量がわかる水晶がある。 「俺はギルドマスターのところに行くか」 ギルドマスターの部屋に着き、ノックをすると返事が返ってきたので入ることにした。
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