頼みごとは何としても断らないといけない時がある

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普通、学生は大変な依頼は受けさせてもらえないものである。 学生はまだ子供という認識があり、危険な任務や大変な任務は任せられたりはしない。 簡単に言うと、学生は弱いためそれに見合った仕事をしろという事だ。 だが、砦魔は大人が受けるより上のランクの仕事を受けることができるのである。 それだけギルドマスターに信用されてるという事でもある。 「もう少し簡単な仕事が良い・・・・・今日はなにかなあ・・・・」 そんな事をつぶやきながら歩くと、希望の雫にたどり着いた。 受付に向かった。 受付とは依頼主から依頼を受け取り確認し、正式に受けれる依頼か確認し、掲示板に張ったり。依頼の受注をし複数の人が同じ依頼を受けないようを防いだり、依頼成功の報酬を渡したり、依頼完了を依頼主に伝えたりする仕事である。 「真衣さん、ギルドマスターいる?」 山本真衣はハーフエルフで希望の雫の受付である。 「砦魔君じゃない、どうしたの?また沙理に呼ばれたのかしら?」
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