腐敗してる話

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露草とキラさん CANE戦闘班 キラ・ヴィルカートゥス 同じくCANE司令官 露草 2人が2人、人が滅多に来ない場所にいた。 本部では目立つ2人は…たまに腕試しでよく 未開の地に来ていた…露草がはんば、無理矢理にだが。 「切りが甘い」 「魔獣に1人で突っ込んでく人と一緒にしないでください…」 疲れた顔のキラさんを他所に露草は刀を手入れし始めた。 それに習うようにキラさんも鋏を手入れし始める。 「そういえば…露草さん なんで俺なんですか?」 「訓練にあまり出てないからだ」 「うぐっ!;」 図星を付かれ、詰まるキラさんを他所に露草は淡々と手入れしていく。 「あとは…大事なCANEの戦力だからだ…ホムラの足手まといは…いらないからな」 「本当、露草さんってホムラさんのこと好きですね」 「好きではない。 俺が奴の立場なら足手まといはいらないからな」 手厳しいと声が上がる。
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