逢、愛、藍

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藍子…幸せだよ。 あなたに逢ってからずっと私は幸せを貰ってる。 藍子…ずっと一緒に居てね。 あなたを愛してる。今までもこれからも… ねぇ…藍子… 今でも覚えてる? 私の言った、約束やワガママ。全部藍子が現実にしちゃったんだよ? あーあ…全部幸せな思い出なのに… 涙が止まらないよ… すると、グイっと体を横に向けられた。 ハンカチで私の涙を拭う藍子… 「私を泣かせたかったんじゃないの?」 「…苺華には、やっぱり笑って欲しいかな…」 キュンとした。 ホント…藍子は私の心を弄ぶ。 「キスしてくれたら、泣くのやめる。」 「もう……何百回でもしてあげる。」 祐介くんも真琴も居るのに… 藍子は私の唇にそっと唇を重ねた。 自分は腰を曲げ、私の腰をグッと抱き寄せて… この身長差は昔から変わらないね。 ああ…幸せだよ。 これが夢なら…覚めないで… 「夢じゃないよ。私はずっとここにいる。」 そう言って抱きしめる藍子… ホント貴女は…昔から… 藍子… … 愛してる。
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