14人が本棚に入れています
本棚に追加
藍子…幸せだよ。
あなたに逢ってからずっと私は幸せを貰ってる。
藍子…ずっと一緒に居てね。
あなたを愛してる。今までもこれからも…
ねぇ…藍子…
今でも覚えてる?
私の言った、約束やワガママ。全部藍子が現実にしちゃったんだよ?
あーあ…全部幸せな思い出なのに…
涙が止まらないよ…
すると、グイっと体を横に向けられた。
ハンカチで私の涙を拭う藍子…
「私を泣かせたかったんじゃないの?」
「…苺華には、やっぱり笑って欲しいかな…」
キュンとした。
ホント…藍子は私の心を弄ぶ。
「キスしてくれたら、泣くのやめる。」
「もう……何百回でもしてあげる。」
祐介くんも真琴も居るのに…
藍子は私の唇にそっと唇を重ねた。
自分は腰を曲げ、私の腰をグッと抱き寄せて…
この身長差は昔から変わらないね。
ああ…幸せだよ。
これが夢なら…覚めないで…
「夢じゃないよ。私はずっとここにいる。」
そう言って抱きしめる藍子…
ホント貴女は…昔から…
藍子…
…
愛してる。
最初のコメントを投稿しよう!