14人が本棚に入れています
本棚に追加
「ただいま」
かなり疲れていて呟くような小さい声しか出なかった…
しかし、それを聞きつけて奥から…
ベビードールの上に薄いガウンを羽織った天使のように可愛い…
可愛い!
ダメだもうダメだ!
私は膝を折りベビードールのざっくりと開いた胸部分へ飛び込む
「あーん…苺華…疲れた…」
「ふふふ…おかえり、藍子。」
小さい手が私の頭をキュッと抱きしめる
暖かい…柔らかい…それにいい匂い…
まぁ、いつまでもこうしている訳にもいかないので離れる…
名残り惜しいけど…
「ずっと起きてたの?」
「ううん、さっき2時くらいに起きたの…藍子の為にご飯作ったの!いっつも冷凍モノばっかりみたいだったから…余計だった?」
あー…マジで天使…
最初のコメントを投稿しよう!