現実を知った女

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苺華は今少し離れた町に住んでいるのだけれど、今日は泊まっている 「苺華~…やっぱりウチに住んでよー…私、苺華のご飯毎日食べたい!てか苺華に毎日抱きつきたい!苺華といっぱい喋りたい!」 「うん…私だって一緒にいたいんだよ…引っ越そうかな…藍子さえ良ければ…」 なんて、まぁ八割本気で話しながら苺華の手作り朝…ってか深夜ご飯だ! 「いただきます!」 「はぁーい!たくさん食べてね!」 高校生の時、よく苺華がお弁当を作ってくれたんだけれど、もうプロ並みに美味しいご飯を作ってくれた。 それは、この数年間の留学と最近の一人暮らしで磨きをかけ… まるで高級レストランで出すような料理が出てくるのだ 家庭的なのも凄く美味しいんだけどね
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