幸せの果て
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『そうか!子を成したとな!? 朔の息子だ、さぞや愛嬌のある良い子だろう のぅ、お梅』 様々な事を聞くも、芹沢は黙って耳を傾けるだけだった… だが、朔に子がいたことが分かれば手を叩き、お梅と共に喜ぶ。 『ホンマや!可愛らしやろなぁ、朔さんの子』 まるで自分たちのことのように喜ぶ二人に朔も自然と頬が緩む。 『ちょっと待て━━━━ッッ!!』
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