第5話

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その瞬間、女の子たちの顔に嬉しそうな……そして、安心したような笑みが広がった。 「ありがとうございます!!」 お礼を言うのは私の方なのに 女の子たちは深々と頭を下げる。 「いや……お礼を言うのはわたしの方だから……ありがとう。とっても嬉しい」 「そう言ってもらえて私も嬉しいです!!」 「私も!!」 「私も!!」 涙ぐむ女の子達にどうしていいか分からず 私はオロオロと麗奈に助けを求めるように視線を向けた。 麗奈は苦笑しつつも興奮気味の女の子たちを上手く宥めてくれた。
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