902人が本棚に入れています
本棚に追加
シャツのボタンを外して
あらわにされた琉惺の喉元に
視線が釘付けになってしまう。
ついさっきまで
和成さんに抱かれていたくせに
この身体がその肌を求めたがる。
ダメだ。
これ以上琉惺を見てたら
私はまるでさかりのついた
メス猫のようになりそうで。
「…ご飯食べたの?」
「食ってない。
なんか作って」
うなだれながら笑った彼に
小さく首を振って私は
キッチンへ向かった。
最初のコメントを投稿しよう!