崩れた境界
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冷凍ごはんを解凍して チャーハンを作り始めると フラフラと立ち上がった琉惺が キッチンへと歩んで来て。 具材を刻む私の背中を ふわりと抱きしめた。 「ちょっと…」 その温もりから抜け出そうと 身体をねじった途端、 後ろから回された手が トレーナーの裾から 胸元に差し込まれる。
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