崩れた境界

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「ノーブラかよ」 「仕方ないでしょう。 風呂上りだったんだから。 って言うかちょっと…この手」 言いかけた私の顎を もう片方の手でつまんで そのまま唇を塞がれた。 「んふっ…」 頭の中ではこの男を 突き放さなければと 思っていても、 身体は麻酔にでも 掛けられたように 琉惺にされるがままを 受け入れてしまう。
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