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私の涙が止まるまで
繰り返し抱いてくれた彼は
疲れ切ってしまったのか
いつの間にか
静かな寝息を立てている。
けれどそんな彼の寝顔を
見つめながら罪悪感だけが
私の身体を蝕んでいた。
和成さんはこんなにも
私に愛を与えてくれるけど
この心はどうしても
追いつけていけない。
和成さんに抱かれながら
私の脳裏にはずっと…
”あの人”と琉惺が
交互に浮かんでいたからだ。
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