6/16
前へ
/38ページ
次へ
だとしたら… もう言い訳なんて してはいけないという事だ。 4年間も私のために 自分を磨く努力をしてくれた 和成さんには申し訳ないけれど やっぱりこんなのは 間違っている。 抱かれてわかった。 私はやっぱり… 琉惺じゃなきゃダメなんだ。 心はずっと秋人のもので 身体は琉惺。 それが嘘偽りのない私、 高野奈緒という女なのだから。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

876人が本棚に入れています
本棚に追加