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センセイはもう一度キスを落としてくれた。
「もっとシて欲しい・・・」
懇願するように言葉を絞り出す。
「・・ッ。史子これ以上はムリ!」
センセイは私の顎から手を外した。
「なんで?」
分かってるクセに聞く私。
「史子が思っている様でしない訳じゃない。」
いつも教科書通りじゃん。
こんなんだったら私と付き合わなければ良かったのに。
「史子・・私がしないのはシたくなるから。」
「・・・・え?」
「どうせ、お前は『ココが学校だから』とか『教室だから』とか思ってんだろ?」
「う、うん・・・」
「違うぞ。もっとシたくなるから。これ以上は後でな。」
そう言って、センセイは教室を出て行った。
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