第1話

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塾に通ってはいるものの、やる気ない生徒の私。 そんな私を根気強く教えてくれた。 そしてセンセイの言うとおりに問題を解けば、すらすらと答えが分かるようになっていた。 夏の終わりの模試では、満点に近い成績を取った。 そして私はセンセイを好きになっていた。 でも、大学生と中学生。 うん、犯罪(笑) 夏が終わっても家庭教師を続けてくれたお陰で、不安なく希望高校に入学出来た。 そしてセンセイは臨時教師の職を得て、地方の高校へ旅立った。
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