第1話

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「ねぇ、もう少し一緒に居たいんだけど・・・」 やっと会えたのに、シて終わり。 そんなの嫌だ。 「そう言うなよ。私だって忙しいんだから。休み中にどこかいける様にするから。」 そう言いながら、私の頭に手を乗せる。 「うん、分かった・・・・」 物わかりのイイ女を演じてしまう。 「いい子だ史子は。」 そう言って、私に甘いキスを落としてくれた。 もっとして欲しい。 もっとキスして。 それを言えない私は子供なのかもしれない。
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