第1話

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はあ。 そんな今の現状を考えていたらため息が出た。 「おーい、成ー? なに人の顔みてため息ついてるのかなー?」 どうやら鈴の顔をみながらため息をついていたようだ。 「なんか… 鈴の女子力のなさを考えてたら自然と」 「えっ!?私、そんなため息つきたくなるほど女子力ないの!?」 「うん。鈴が思っているよりも」 そう言うと、鈴は嘘でしょーと言いながら机に突っ伏した。 ……そんなにショックだったかな。 意外と鈴もそういうの気にしてるんだ。 ちょっと悪いことしちゃったかも。
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