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光「そういうのはお父様を通してお願いします」
リ「よろしく任せたぞ、全帝」
即決された。
ここで帝制度について説明をしようと思う。
まず帝筆頭、全帝、基本の属性と派生の属性を全て扱える様になる事が就任の条件であり、帝の頂点として君臨している。
その他火、風、土、水、闇の帝が居るが、光は王族が兼任しているため就任するには王族と結婚しなければならない。
因みにギルドランクは1~10とEXの11段階であり、帝になるにはランク8以上の実績と国民の6割からの信頼を必要とする。
つまり屑には成れない役職なのだ。
全「では明日から俺と訓練だ!」
光「訓練って何をするんですか?」
全「剣と魔法の訓練だな」
チクショウ!ちょっと裕福な平民にでもしてもらうんだった!!
そんな事を考えながら全帝の訓練内容を聞いて更にうんざりした。
帝達が後ろに戻ると今度は貴族の人たちが子供を連れてやってきた。
男の子「こんにちは、僕はレイ、レイ・グランディアです、よろしく」
光「僕はライト・ブルースターだよ、こちらこそよろしく」
女の子のような顔立ちと声だが、リーグからは男だと聞いている。
女の子「俺は火の貴族、ローナ・フレム!仲良くしろよな!!」
光「あはは、うん!こっちこそよろしく」
女の子「私は闇の貴族のミルシア・ナイトです、ミルシアとお呼びください、よろしくお願いします」
光「こちらこそ、僕もライトで良いよ」
男の子「…レキア」
光「え、えっと…?」
男「あぁ、すまないね、この子は喋るのが苦手で、この子は私の息子でレキア・シルフェル、来月5歳を迎えるんだ」
光「そうですか、僕はライトだよ、よろしくね?」
レ「…うん」
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