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剣を持とうとした所でメイアさんから声をかけられた。
光「何?」
メ「訓練の前にこちらをお受け取り下さい」
包装された箱、びっくり箱か誕生日プレゼントだろう。
光「開けて見ても良いかな?」
メ「どうぞ開けて見て下さい」
俺は緊張しながらリボンを外して、これまた緊張しながら箱の蓋を開けた。
光「ぶっ!!」
ある意味びっくり箱だった。
メ「以前より御所望されておりました私の脱ぎたての下着にございます」
所望してねぇよ!!そりゃ妹とカクレンボするのにスカートの仲に入ったり、出た後にいい匂いだったとか言った記憶はあるけど!!
メ「冗談でございます、本命はこちらに」
メイアさんはもう一つの箱をスカートの中から取り出して下着入りの箱をスカートの中にしまった。
あのスカートの中は何処に繋がっているのだろうか…
メ「開けて見て下さい」
メイアさんに促されて箱を開けてみると中には魔方陣を象ったアミュレットが入っていた。
光「メイアさんこれ!?」
メ「お誕生日おめでとうございます」
光「メイアさん、付けて!」
アミュレットをメイアさんに渡し首に付けてもらう。
首の後ろに手が回った所でメイアさんのほっぺたに唇を付けた。所謂キスという物だ。
俺なんかにキスされてもうれしくないって?
小さい子供にキスされて喜ばない女の子は居ないだろ
光「ありがとう、メイアさん、これずっと大事にするね!」
俺はそう言って剣を持って庭へと向かった。
その30分後俺の部屋で鼻血の海の真ん中で痙攣しているメイアさんが見つかったらしいが、それについてはこの話で語られることは無いだろう。
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