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パンケーキを食べつくし、食後のお茶を飲み干すと父親が立ち上がった
リ「さて、ライトをギルドに連れて行くか」
マ「そう、ですか、気を付けて、ライトも、がんばって、ね」
光「はい、頑張ります!」
気合を入れて席を立ち父親の横に並んだ
リ「では行くとしようか」
父親に手を引かれギルドへと出発。
家を出る時に使用人と家族が玄関前で見送ってくれた。
ギルドに付くと父親(めんどくさいので以下リーグ)が俺を椅子に座らせて受付へと向かった。
リ「息子の魔力と属性の測定に来た」
受「畏まりました、少々お待ちください」
リーグが受付と話をしている間、俺はチンピラに絡まれていた
チ「ようお坊ちゃま、今日はギルドで魔力測定かい?」
光「はい、今日で五歳になりましたので」
チ「へぇ…何処の貴族の息子さんだい?」
光「僕の名前はライト・ブルースターです」
チ「何だ、旦那の所の坊ちゃんか」
リ「おいトニー、俺の息子にちょっかい出すな」
ト「ちょっかいなんか出してませんよ、坊ちゃんが暇そうにしてたからちょっと話し相手になってやってただけですぜ?」
リ「ライト、大丈夫だったか?」
光「はい、問題ないです。おじさん、ありがとうございました」
ト「おう、頑張って来いよ!」
立ち上がってリーグの後ろを付いて行く。
後ろのほうでおじさんかぁ…という呟きが聞こえたが5歳の俺からしたら二十歳過ぎは十分におじさんだろう。
リ「ここが測定室だ、中にマスターが居る筈だから測定してもらって来なさい」
光「はい、行ってきます」
扉を開けて中に入ると綺麗な女性が椅子に座っていた。
女「君がライト君ね、私はシル・ヴェスター、ここのギルドマスターよ、今水晶を出すからそこに座って待っていて」
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