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ゼウス「安心しろ。俺は神じゃない、正直微妙だが人間だ。あんたの考えてる事が分かるのも、不本意だが俺とあんたは似てるからだ。」
ゼウスは穢れたものを見るような目で俺を見てくる。
優太「で、ここは何処だ?」
俺は明らかに威圧してくるゼウスに、少し口調を強めて言った。
ゼウス「ここが何処かは重要じゃない。なんの為にいるかが、重要なんだよ!ボケたか?クソジジイ!」
優太(16なんだが?)
ゼウス「まぁいい。あんたにやってもらいたい…」
とりあえず状況を把握するために、ゼウスの言葉を黙って聞いている途中それは起こった!
優太「!!!」
突然足元の床がガラスの様にヒビ割れ、穴が空く。
俺はその下に広がる何も見えない闇の中に吸い込まれていった。
残されたゼウスは出来た穴を覗き込みながら怒りを露わにする。
ゼウス「チッ!なんなんだ?!」
暫くは怒りを露わにしていたが、何かに気付いたのか、冷静になり静かに言葉を吐き出す。
ゼウス「……本人同士の殺し合いが見れないのは、残念だが…まぁこのままあいつが死んでくれりゃ問題ねーか。ここにくる奴の使命は『八剣優太』を殺すことなんだからよ…」
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