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「むー。でもじゃあどこで食料とればいいのさ。《深層部》はでかいのばっかりいるし、《中層部》も《表層部》も遠いし例え獲物狩っても《深層部》で横取りされるし…」
フードで隠れて顔は見えないが鈴は拗ねた子どもの様な態度を取った
「大体、ディアゴもスフィも酷いんだよ?この前だって折角捕ったブルファンゴ、持って帰ろうとしてたら狙ったように出てきて食べられたし…」
『そうかそうか…わかった。あいつらには私からきつく灸を据えておくから。だから、そうむくれるな。』
そう言ってフェンは手…前足を座り込んだ鈴の頭に乗せて撫でる
「んむー…。んじゃあ、ここではやんないよ…」
『よし、ならば約束だぞ?』
「あい。」
これが、黒森 鈴の今の日常
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