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「…?ゴミ?」
近付くとそれはマントのような物だった
真っ黒だがチラッと端が折れ曲がって見えるが高そうな毛皮の様だった
その高級そうなマントには12-13歳ほどの子どもがくるまっていた
「あぁ…もしかしての、テンプレか…」
ジーっとその子の顔を覗き込んでみた
日の光を反射しているような光輝くふわっふわな金髪、ぷにぷにしてそうなほっぺ、そして先程開いた大きな蒼い瞳、マスカラでも使ってるのではと思いたくなるような長い睫毛…
…え?
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!いや!!嫌!!!近寄らないでっ!!!」
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