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「うわぁ~、会長ぉの首元どうしたのぉ?痛そう」
「「何々、本当だぁー」」
「どうせ、委員長とイチャイチャしてきたんでしょう?」
と言いながら俺が座る席を囲んでいる役員たちを物凄い勢いで睨み付けた。
「(こんなもの勝手につけやがって)」
と怒りの矛先を今は居ない鬼塚に向けることもできず苛ついていると
「RYUも、お熱いことで。まぁ、俺もちゃんとイチャイチャしてきたから同類だね」
と篠原は自分の首元を俺に見せてきた。もちろんそこには真新しいキスマークが有るわけで
「篠原……お前なぁ」
と、堪らず言った。
「それと白鴎についたらRYUって呼ぶなよ」
「何でだよ?」
「まだ知らない奴だっているんだ。悪まで俺たちは交流しにいくんだ、その先で喧嘩してみろ」
と釘を刺すと今まで黙っていた橘先生が気まずそうに
「えっと…話は終わったかな?もう白鴎学園についたんだけど」
と言ってきた。
あまりにも五月蝿い周りのせいで気づかなかった。
「あ、すみません。ほら、てめぇら荷物まとめて降りるぞ」
と指示を出すととっくに乗っていたリムジンからおり出していた。
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