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なんで美優がそんな事を言ったのかこの時の俺はわからなかった。
久々に食べた美優の料理は、やっぱり美味しくて、なんか昔を思い出した。
最初に手料理を作らせた日の事が鮮明に浮かんできて・・・
自然と笑顔になっていた。
その日の夜
珍しく朝ゆっくりだったのに、夜も早めに終わった。
早いといっても23時だから、普通の企業からしたら早くはないんだろうけど・・・
今日も家の明かりはついていて・・・
玄関を開けたら
「おかえり」
って笑顔の美優がやってきた。
その翌日も、さらにその次の日も
俺が家にいる時は、必ず美優も家にいて・・・
でもその時の俺は別に不思議に思うこともなく、そのまま時が過ぎていった。
食事もほとんど家で食べず・・・
1ヶ月後
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