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美優は、話してくれた。
自分の中に、俺の声がしたと・・・
俺が腹減って、自分の作ったご飯を待っていると思ったと・・・
そう思ったら、早く作らなきゃ!って慌てて、現在に至ると・・・
「美優を起こしたのは、俺の腹かよ(笑)」
そう言って2人で笑った。
指輪に美優が気付いた。
だから、気持ちを全部ぶちまけた。
そしたら、『あれ?どっかで聞いたことある気がするんだけど・・・』
なんて言う。
俺の独り言、美優の無意識の中で聞こえていたのかな。。。
「この指輪。シンプルで、なんかここからスタートって感じだね」
ニッコリと美優が笑った。
やっぱり同じ事考えてた。
そして・・・
「ありがとう。」
そう言った。
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