- 一緒に -

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--------------- そこからの美優は、驚くべき回復を見せた。 もともと鍛えられていた体は、順応がはやい。 退院の日。 俺は社長に一緒に来てもらった。 社長から同意をもらったから。 証人になってもらう為。 病室・・・ 「トントン」 「はーい!」 とっても元気な声が聞こえた。 そこには美紀がいて・・・ 「うわっ!美紀!」 思わず言った俺に 「なんで驚くかなー。私だって来るわよ!」 そう言って、ペシッと頭を叩かれた。 「お前どうしたんだよ?」 「ん?今日退院だって聞いたから、顔見にきたー!」 「だったらもっと早く来いよ!」 「えー邪魔しちゃ悪いと思ってぇ」 そう言ってふざける美紀。 なんか昔もそんな言葉聞いたような気がするぞ・・・ 美優は笑っていた。 社長はドンビキしていた。 社長に美紀を紹介して、一旦美優をお願いし、俺は美紀を連れて廊下に出た。 「美紀。俺さ、今日・・・」 「ん?予想はついてるけど?」 「は?」 「あったりまえじゃん!何年あんた達の友達やってると思ってんのよ!」 こっこいつには叶わねぇ・・・ あのアキを尻に敷いてるだけのことはある・・・ 「じゃあお前も見届け人な」 「おっけー」 病室に戻った。
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