プロローグ

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“ななみ―――…” その声はあたしの心を揺るがす。 “おい、――覚えとけよ―――…” その言葉はあたしの胸の奥底まで染み入る。  “約束するよ” あたしはそう言ってその人の小指と自分の小指を絡ませた。
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