第1話

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私は慌ててついていく。 署を出るとすでに車が用意されていて 助手席に座るように促される。 藤堂は誰かと電話でやりとりを終えると 車を発進させた。 「どこへ向かうのですか?」 「さぁ。」 藤堂は教えてくれそうになかった。 車を走らせて少し経った頃 「すみません。 私たちの持ち場とは違うところに 向かっていませんか?」
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