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「お前は、小さい頃から家のことやってたし。安心して任せられるんだろ。」
「まぁ、うちは両親共に夜間勤務だし。ほぼ、家の事は私がやってきてるからね。」
「うん、でな。今日、オムライスが食いたい。」
「あのねぇ・・・。」
私が文句をいう前に、可愛い声が奏をよんだ。
誰が、なんて言わなくてもわかる。
ゆっくりと呼ばれた方に歩いて行く奏を、目で追いかける。
目線の先にいたのは、奏と一つ先輩の彼女。
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