プロローグ

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「聖なる祠が…!!聖なる祠が光ってるぞ!!」 雨の降り頻る夜、村中に村人の声が響き渡る。 それを聞いた村人達は皆、聖なる祠に集まった。 「何事ですか!!こ、これは…」 村の村長であるアランも駆けつける。アランが駆けつけた時には村中の人間がそこに集まっていた。 「アランさん!!聖なる祠になにか落ちてきたんです!!なにが落ちたかと思ってたら、急に光始めたんで…」 そう村人が話している途中で 光が消えた。雨はおさまり、一瞬のうちに雲ひとつない夜空となった。 「聖なる祠の中に赤ん坊と龍の卵ががあるぞ!!」 聖なる祠から出てきた村人が赤ん坊を抱きかかえ、卵を持ってきた。アランは赤ん坊と龍の卵の近くに行った。 「額に龍の紋章…この赤ん坊がもしかして…」 「こんな龍の卵、この龍族村でも見た事がないですぜ。アランさん…これは一体…」 「説明は後です。とりあえず、大長老様の所へこの赤ん坊と龍の卵を運ぶので皆さん手伝って下さい!」 そうゆうとアランは赤ん坊を抱きかかえ大長老の家へ向かった。
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