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「はぁはぁ…大長老様!!大変です!!」
「そう焦るなアラン、先ほどの光を見ておった。何が起きたのか大体想像がつくわい」
大長老はゆっくりとお茶を飲んだ。
「落ち着いてる場合じゃないですよ!聖なる祠の中にいた赤ん坊の額には龍の紋章が浮かび上がっていました。おそらくあれが…」
「やはりそうか、とうとうこの日が来た訳じゃな」
そうか、そうかと大長老は小さく呟いた。
「赤ん坊と龍の卵を持ってきました!!アランさん、大長老様!」
村人が急いで赤ん坊と卵を運んできた。
赤ん坊はまだ寝たままであった。
額に浮かび上がっていた龍の紋章は消えていた。
「うむ、ごくろうじゃった。お主達は下がってよいぞ」
わかりました そうゆうと村人達は自分達の家に帰っていった。
「アランよ、この子はわしが育てる」
大長老はそうゆうと赤ん坊を撫でた。
「……わかりました、では村人達には私のほうから説明しておきます」
「名前のほうはどうしますか」
アランは大長老に聞いた。
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