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そうだ！
パートナー探しなんていう面倒臭いことはしないで、パーティーが始まったら一人で目立たない場所にいればいいんだ！
うん！
それがいい！
それが！
こうして私は、解決にもなっていない名案とやらで、現実逃避をした。
そう考えが纏まった時、授業の終わりを告げる鐘がなる。
「今日の授業はこれでおしまい。 夜7時、パーティー会場に忘れずに来るように」
女の先生は、これだけ告げると教室を出て行った。
生徒たちは、大きく伸び上がったり、席を立ち上がったり、各自行動を起こす。
私は後ろの席から、生徒たちを観察する。
映画館のような作りの教室は、後ろが高い位置にあり、前は後ろから見ると、見下ろすような感じになる。
階段の段に横長の机が置かれており、床にしっかり固定されている。
高級感あふれる机と椅子。
それを見るたびに、自分は何故こんなところに入学してしまったのだろうと後悔にさいなまれる。
いや、駄目駄目。
こんな暗い気持ちじゃ。
もっと明るい未来を考えよう！
そうだ！
例えば・・・・・・。
例えば・・・・・・・・・・・・。
何も思いつかない・・・・・・。
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