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一人で、もんもんと考えている時、隣の席の女の子達の話が聞こえてきた。
「ねぇ! 今夜誰を誘って行くの?」
「うーん・・・・・・。私は間宮君かな」
「間宮君!? いいなぁ・・・・・・。 間宮君って言ったら、この学園の看板名物じゃん!!」
「名物ってあんた・・・・・・。 でもそうね、間宮君は、この学園の中でも3番目に人気がある人だもんね」
誰を誘う?
その会話の中で、でてくる相手の名前は、すべて男の名前だった。
そこで私は、ようやく悟った。
パートナーっていうのは、異性のことだ。
つまり、異性を誘ってパーティー会場に行かなければいけないんだ。
どうしよう。
私、誘えるような男いない。
それどころか、男と喋ったことすらない。
行かないで済ませられれば、それがいいけど、成績に影響してくるからそれは出来ない。
あーもう・・・・・・。
本当にどうしよう。
そう困っているとき、私はある考えを思いついた。
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