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ジリリリリ??
ん、朝日がカーテンを通して俺に目覚めるように語りかけてくる。
俺は渋々目覚まし時計を止めて大きく背伸びをした。
『うーむ、今日もいい朝『やあやあ、今日もいい朝だな、君もそう思うだろ!
さあ!今日も一日頑張って行こうじゃないか、相棒!』
俺は叫んでいた。
俺は信じたく無かった。
本当に信じたく無かった。
布団の中に俺以外にも誰か入っている。
あ、あ、あああ、俺は誰か知っている。こいつは
あれ?あいつは俺の事を相棒とは呼ばないぞ?
ペラッ
そこには!一本の刀が!
『『こいつ誰だよ』』
何か刀が喋っている。
え?ナニコレ?
そのとき俺の部屋の扉が力いっぱい開き、兄が入って来た。
『うおー!!大丈夫か!我が可愛い弟である公正よ……!
っとちょいと待ちなさい我が相棒正宗よ。何故我がかわいい弟とベッドインしている?』
すると刀は喋り出したんだ。済まなそうな感じで。
『いやー我が相棒アキラよ、ドッキリイタズラ大失敗したかんじだな。間違えてアキラの弟の部屋に入ってしまったよ、えへ?』
うわーさっき聞いた声だがやっぱり刀が喋ったのかよ。
『フハハハハ!邪鬼が現れたと思ったじゃないか。ある意味成功じゃないかな』
兄も兄でなんなんだよ。
なんだこいつら、俺関係無いのかよ。完全に部外者扱いってか?にしても兄は確か単純な身体強化型の能力者じゃないの?
俺は一人混乱していた。
その時不意に、ポン、と音がしたらそこには刀の代わりに銀髪の美少女がいた。
整った顔。スラリとした体。しかし出るところはででいる。長い銀髪に赤と青のオッドアイ。全体的に銀色で、所々に和風のアレンジが加えられているが、まさに西洋の騎士と言え
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