第一話 俺の目覚めはいつなんだ

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ジリリリリ?? ん、朝日がカーテンを通して俺に目覚めるように語りかけてくる。 俺は渋々目覚まし時計を止めて大きく背伸びをした。 『うーむ、今日もいい朝『やあやあ、今日もいい朝だな、君もそう思うだろ! さあ!今日も一日頑張って行こうじゃないか、相棒!』 俺は叫んでいた。 俺は信じたく無かった。 本当に信じたく無かった。 布団の中に俺以外にも誰か入っている。 あ、あ、あああ、俺は誰か知っている。こいつは あれ?あいつは俺の事を相棒とは呼ばないぞ? ペラッ そこには!一本の刀が! 『『こいつ誰だよ』』 何か刀が喋っている。 え?ナニコレ? そのとき俺の部屋の扉が力いっぱい開き、兄が入って来た。 『うおー!!大丈夫か!我が可愛い弟である公正よ……! っとちょいと待ちなさい我が相棒正宗よ。何故我がかわいい弟とベッドインしている?』 すると刀は喋り出したんだ。済まなそうな感じで。 『いやー我が相棒アキラよ、ドッキリイタズラ大失敗したかんじだな。間違えてアキラの弟の部屋に入ってしまったよ、えへ?』 うわーさっき聞いた声だがやっぱり刀が喋ったのかよ。 『フハハハハ!邪鬼が現れたと思ったじゃないか。ある意味成功じゃないかな』 兄も兄でなんなんだよ。 なんだこいつら、俺関係無いのかよ。完全に部外者扱いってか?にしても兄は確か単純な身体強化型の能力者じゃないの? 俺は一人混乱していた。 その時不意に、ポン、と音がしたらそこには刀の代わりに銀髪の美少女がいた。 整った顔。スラリとした体。しかし出るところはででいる。長い銀髪に赤と青のオッドアイ。全体的に銀色で、所々に和風のアレンジが加えられているが、まさに西洋の騎士と言え
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