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2人が滑り降りるのを見ていたら・・・
すごく上手くて・・・
心にズキンッと痛みがはしった。。。
さとみは 「すてき♪」 なんて言ってたけど・・・
2人が見えなくなったとき
「あー!!!」
いきなり大声を出すさとみ
「なに!ビックリした-」
んっとにどっから出るのよ!その大声。
「名前聞き忘れた-!」
「はぁ?」
「だって助けてもらったのに、お礼もまともにしてない!」
「ありがとうって伝えたけど?」
「そんなんじゃ足りないよ-! もしもう1度会えたらちゃんと
お礼したい!」
「いや、この広いゲレンデでまた会うなんて難しいっしょ?」
「わかんないじゃーん! 」
「はぁ・・・」
「それに私好みだったしぃ」
「は?」
なんですと??
「あの人、わざわざゴーグル外して、大丈夫?って言ってくれたんだよー! もう超やばいくらいドキッとしちゃってさー、しかもすっごい上手いじゃん!。絶対また会いたいの!」
あぁ好きになっちゃったパターンですかね・・・
「ゲレンデの恋好きだね-」
そう言って思わず苦笑いしてしまった・・・
「それより、どうする?滑る?休憩する??」
「ん?滑るに決まってる!」
「ですな」
「です!」
また滑り出した私たち・・・・
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